ベージャーのマラユルグ城で、母親共々召使をしていた。本人がいうには暗に、殺しと窃盗もやっていたらしい。

馬泥棒のボルチャがドン引きするほどの死体あさりの達人だが、略奪スキルを持っていない

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こんにちは。あんたを見た時から近い将来戦いに出るんじゃないかと思ってるんだけど。もしかすると助けを必要としてない?

たぶんね。君の話はなんだい?
大きなお世話ですよ、お嬢さん。

えっとね、私はかわいい物に目がないの。それで失敗しちゃった。
私、マラユルグ城で使用人契約してて、そこで育ったの。母と一緒に厨房で働いてたわ。楽しみといえば食糧庫や食器洗い場でのネズミ狩りぐらい。でもね、お城にいる猫達を失業させちゃうぐらい得意だったわ。それで殿様は私がもっと大きな獲物を仕留められるかもと考えたの。決して人前では言えないような、ね。言うまでもないけど、仕事ついでに小物とかも頂いちゃってたわ。そのおかげで契約の解約金も払えて、私はフリーで仕事を取るようになったの。最後の仕事はここ{s20}だったわ。

運が悪かったのは、最後の顧客の奥さんが素敵なお守りを持ってた事ね。すっごい可愛くて・・・どうしても我慢できなかったの。彼女、まだ気づいてないけど時間の問題ね。それでなんだけど、人手、募集してない?
時々、仕事してる。でも安定してないし、死体からも剥がなきゃやってけないわ。

そうかもね。あなたは何が出来るんだい?
申し訳ない、あなた自身がトラブルの元凶のようだ。

そうね、隊長さん。私は読み書きは得意じゃないわ、でも心臓を刺すには肋骨の4本目と5本目の間を狙えばいいって事を知ってるわ。
ナイフは刺すだけじゃなく、投げるのも得意よ。それはもう、水銀のように滑らかにね。戦闘で役に立つ事を保障するわ。

あなたは出来るようですね、雇いましょう。
正直言って、盗みを働くような人は願い下げです。

それは良かった、隊長さん。じゃ、契約がまとまった印に少々心づけを弾んでくれない?ほんの100デナルでいいからさ。悪くとらないで欲しいんだけど、これまでの雇い主にはろくでもないのがいたのよ。
了解した、ここに100デナルある。さっそく支度してくれないか。

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隊長さん、{s21}のは嫌よ。喉首も掻っ切り足りないし、奴らの財布は手付かずのままなのよ・・・
隊長さん・・・言っときたいんだけど。私個人としちゃ、{s21}のは全く問題無いよ。生きるためにはやらなきゃいけないことがあるし、あいつらも同じ立場ならそうしたろうしね。

ちょっと隊長さん、言っときたいんだけど。アルティネールの奴ときたら変なのよ。 妙な格好をして泥の中を這いずり回って、ぶつぶつ独り言を呟いてるの。
魔法じゃないかと怖くなって聞いてみたんだけど、小娘扱いして相手にもしてくれないのよ。それであいつの荷物を漁ってみたら怪しげな書面や図表が出てきたの。あいつは魔術師よ、呪いをかけてきたら喉を切り裂いてやるわ。

少しいい?隊長さん。ボルチャは盗みの腕は一流だったかもだけど、私に言わせりゃ戦士としては気合が足りないんじゃないかな。
こないだの戦のあと、金目のものを飲み込んでいないか敵兵の腹を割いてたの。1デナルたりとも見逃さないのが身上の私にとっちゃ当然のことよ。そしたら私のこと獣よばわりして。あいつが言葉に気をつけないんだったら、いつか腹をかっさばいて何か隠し持ってないか調べてやるわ。

ちょっと隊長、聞いてよ。こないだの戦闘の後、死体漁りもせずにデジャヴィと話してたんだけど。
彼女の身の上を聞いた?信じられないくらい酷い話。聞いてて怒りのあまり血が沸きかえるほど。彼女を酷い目にあわせた悪党どもを賽の目に切り刻んでやるわ。そう、この先出くわすような事があったら必ずそうしてやる。

脱退

ここで過ごすのは楽しかったし、戦場じゃちょっとしたモノも手に入れたけど、最近はどうもうまくいかなくて。ここを出て、他で才能を生かしてくれるところを探すとするわ。

隊長さん!別れた後もよろしくやってるんだってね。出て行く時は毒づいちゃったけど、今考えたらあんたもそんなに悪い奴じゃなかった。ここらの領主、ちょっとした仕事はさせてくれるけど、前線には出してくれなくてね。兵隊が怖がるから仕方ないんだけどさ。

でも奴らときたら私を魔女だとか、倒した連中の心臓を食べたとか、陰口叩くばっかり。眠りこけてる奴を一刺しってのも悪くはないけど、 正面から蹴り上げてやる方がずっと楽しいしね。それで、またあんたを探してたって訳。どう、私を雇わない?

帰郷

あ、隊長さん、あれ見える?雪の上に野兎の跳ねていった跡。私の生まれたところはすぐ近くよ。
この辺りの雪は年が明けて大分経たないと消えやしないし、耕すのも手間よ。大麦が少し収穫できるだけで、他は殆ど何も出来やしない。だけど森に入れば話は別。鹿、兎、山猫なんかの毛皮に肉、そして山からは鉄が掘れるし、商人が川を遡って塩干しの魚を持って来てくれる。そんなわけで冬も腹ぺこにならずに済むのよ。

それでもなんとか暮らしていける程度で、面倒みなきゃいけない者は多いときてる。ベージャーの王にしてもカーギットの族長にしてもこっちの暮らし向きなんて気にかけちゃくれないし、手中にある村からは税を取り立てて、そうでない村には 略奪するだけ。もちろん、私だって城を持ってて軍勢を抱えてたらそっくり同じことをしただろうね。力ある者は望むところを行い、貧しき者は為さねばならぬことを行うって訳さ。

隊長さん、私はウスルム村の生まれなの。でも親類の悪企みで母は土地を盗られちゃって、近在の領主に雇われていたって訳。
隊長

統治権

良いんじゃない、隊長?あなたなら立派な{王/女王}になると確信してるわ。もちろんそうなったら、あなたを玉座へと押し上げた、私のようなちっぽけな人々を忘れないでほしいけど。

もちろんよ、{閣下/お嬢様}。それからね、私みたいな小娘なりに、この国の諸侯たちから支持を引き出すには、どんな手伝いができるか考えたの。彼らの長年にわたる計画や陰謀に、私はちょっとだけ関わっていたのだけど、彼らの望んでいるものがわかると思う。私が彼らの秘密を知っているとすれば、彼らは城の中に招き入れようとはしないでしょうね、どうかしら?

面白い・・・続けてくれ。
犯罪ではないが、そういうやり方は私の好みではないな。

二週間ほど時間をくれれば、昔の雇い主の城までちょっと行ってこれるわ。あなたが{王様/女王様} になったら、古い特権の全てを蘇らせるって派手に歌ってくるわ、小作人から奪わせ、商人から税を取らせ、戦争をさせて、ともかく貴族たちに考えなしのバカな出費をさせるの!これってどう思う、隊長?

ねえ、隊長!聞いたわよ、マルニドが商人たちとおしゃべりしに行ったんですって、 舌を鳴らし、骨の髄までしゃぶろうとする連中の前に、あなたがカルラディアを銀の皿の上に乗せて差し出すだろうって。それが口約束だけならいいんだけど。

貴族たちは祝宴を開いたら、貧しい者にいくらか銅貨を投げ与えるし、使用人をおなか一杯にし帰宅させてくれるわ。商人が娘の結婚式を開いた時なんて、ちょっとの食べ残しでもありつければ運がいいほうよ。とにかく、それが私の経験してきたことだわ。

情報収集

あら、隊長さん!クダンの、昔私がぶらついていた場所を、訪れたいと思っていたの。言ってみれば、諸侯や貴婦人が私から確実な仕事を依頼される場所よ、支払いは多少いい加減だったけれど。とはいえ、貴婦人所有のきらきら光る飾り物は、勘定にぴたりと合うでしょうね。私の訪問を報せて、あの人たちを煩わせる必要は無いけど、城で召使いをしている古い友人とちょっとおしゃべりしたら、その場所へ入れてくれてくれるだろうから、ベージャー王国の様子をうかがえるわ。

女性主人公

ねえ、隊長・・・気を悪くしないでほしいんだけど、あなたはこの地域でわりと有名になったわ。もし男だったら、今すぐにでも王様は土地をくれたでしょうね。でも私たちは女だから、それくらいは予測すべきよ。男どもは、私たちの働きを無視する理由を探そうとするから、私たちはどこかの土地が気に入ったら、それを得るためにちょっぴり手を伸ばすべきなのかもね。ともかく、それが私が見てきた世界のやり方よ。

領地を与える

ああ、なんて気前がいいのかしら、{陛下/女王陛下}。私は多くの城や屋敷に入ったことがあるわ・・・必ずしも主人の許可を得たわけじゃないけど、ともかく、私が自分の屋敷を持てるなんて思ってもみなかった!ちょっと考えさせて・・・。初年度の税金が入ったら、どんな金ぴか飾りを買えばいいかしら?

こんにちは、隊長さん!やっぱり、私たちは敵みたいね。結局戦うことになるなら、一言警告しておくべきね。一度戦いに入ったら、私の行動について必ずしも説明できないから。私の行動は、個人的なものだけじゃないというのだけは知っておいて。ここでお互い背を向けたなら、私たちはもう一度友達として会えるんじゃなくって?